チャネリングとリーディングは、どちらも「目に見えない世界」にある情報を受け取る手段ですが、違いがあります。
簡単に説明すると、チャネリングは「高次元の存在から情報を受け取ること」で、リーディングは「オーラやアカシックレコードなどの情報を自分で読み取ること」だと言えます。
この2つの違いを詳しく見ていきましょう。
この記事では具体的な違いやそれぞれのメリット、やり方はもちろん、チャネリングとリーディングのどっちが自分に合うかわかるプチ診断も紹介してるから、活用してほしいな。
それじゃ、チャネリングとリーディングの違いを簡単にまとめてから、次に行きましょ。
チャネリング | 高次元の存在とつながってメッセージを降ろすこと |
---|---|
リーディング | オーラやアカシックレコードなど私たちが観測できるところにある情報を読みにいくこと |
今、宇宙から流れてきているエネルギーを感じて、より自分らしく幸せな日々を送るヒントにしてくださいね♪
チャネリングとリーディングの違い【比較表付き】

チャネリングとリーディングの具体的な違いについて、項目ごとに比較できる表を用意しました。
似ているように思えるチャネリングとリーディングですが、細かく比較してみるとさまざまな違いが見えてきます。
手法 | チャネリング | リーディング |
意味 | 交信 | 読み解き |
情報の受け取り方 | 受動的 | 能動的 |
目的 | メッセージやガイダンスを受け取る | 特定の問いに対するアドバイスを受け取る |
対象 | 高次元の存在 | 人のオーラやカード、アカシックレコードなど |
習得方法 | 心身を落ち着かせ、感覚を磨く | 道具の使い方や読み解き方、直感を磨く |
活用シーン | 人生の岐路など、広い視点で物事を見つめ直したいとき | 日常生活での問題解決 |
リスク | 意図しない存在につながってしまうことがある | 過去のトラウマを掘り起こしてしまう可能性がある |
それぞれについて詳しく見ながら、メリットと注意点もチェックしていきましょ。
【チャネリング】は受動的にメッセージを降ろすこと
チャネリングとは、目に見えない高次元の存在につながってメッセージを受け取ることです。
ここでいう高次元の存在とは、亡くなっている人やご先祖様、宇宙人、神様や仏様、天使、高次にいる自分自身(ハイヤーセルフ)などを指します。
また、イエス・キリストやブッダなど、過去の精神的先駆者も含まれています。
チャネリングをするときは、なるべく自分の意識をクリアにしておくことが大切です。
見えない世界につながる意識をスッキリさせておくことで、高次元からのメッセージを受け取りやすくなります。


【リーディング】は能動的に読み解きにいくこと
リーディングとは、私たちが感覚でキャッチできる情報や、目に見えるものを使ってメッセージを読み解くことです。
読み解く対象は、肉体や物質の周りにあるオーラ、アカシックレコードなど、さまざまです。
タロットカードやオラクルカードなどの道具を使うこともできます。
特にカードを使ってリーディングする場合は、カードそのものの意味をある程度知識として取り入れたうえで、自分独自の解釈やリーディングしたときの直感をあわせて読み解いていきます。
自分の感覚を研ぎ澄ませ、目の前のものを能動的に読み解いていくのがリーディングです。


チャネリングとリーディングのメリット・注意点

チャネリングとリーディングをじょうずに使いこなせば、日々を楽しく豊かに過ごすヒントを得られるでしょう。
そのいっぽうで、チャネリングとリーディングのどちらにも、メリットと同じく注意点もあります。
人生に活かす方法や気を付けておきたいポイントをおさえましょう。
【チャネリング】メリットと注意点
チャネリングは、高次元の存在からメッセージを受け取ることです。
そのため、普段の自分では思いもつかないような斬新なイメージや言葉がおりてくることもあります。
それらをじょうずに受けとめて日々の生活に活かせれば、人生を大きく変えていくこともできるでしょう。
ですが、すべてのメッセージに従って行動しようとすると、混乱してしまうことも。
メッセージに従わなくてもバチが当たるわけじゃないから、安心してほしいな。
チャネリングをしたときは、今の自分にしっくりくる言葉を取り入れていきましょう。
チャネリングは受動的なものですが、メッセージを受け取るかどうかを最終的に判断するのはあなた自身です。
【リーディング】メリットと注意点
リーディングは、目の前にあるもの、観測可能なものから情報を受け取り、メッセージを読み解くこと。
特にタロットカードのような目に見える道具を使う場合は、スピリチュアル初心者の方でも取り組みやすいでしょう。
ただ対象が具体的な分、自分の主観が入りやすい一面があるんだ。
リーディングで受け取れるメッセージの精度は、行う人の経験や知識に良くも悪くも左右されやすいと言えるでしょう。
直感や言語化能力を磨き、リーディングの経験を積んでいくことが大切になります。
チャネリングとリーディングのやり方・学び方
ここまで、チャネリングとリーディングの違いについて見てきました。
次は、チャネリングとリーディングのやり方や学び方をそれぞれ紹介します。
【チャネリング】やり方と学び方
チャネリングを行うためにまず大切なのは、普段から自分の内側の声に耳を傾けておくこと。
そしてその内側の声に対し「これは良い、これは悪い」とジャッジするのではなく、「今はそう思ってるんだね」とそのまま受け取る習慣をつけておきましょう。
自分の内側の声を聞き入れていくと、高次元の存在とつながるための意識がクリアになって、メッセージを受け取りやすくなりますよ。
準備:普段から自分の心の声に耳を傾けておく
1.「高次の存在はいるし、彼らはメッセージを与えてくれている」という考え方を採用してみる
2.高次の存在に、質問を投げかけてみる
3.どうしてこの質問をしたのか?という理由も、その高次の存在に話してみる
4.質問をしたあとに出てきたメッセージ(言葉や感覚、ビジョンなど)を採用してみようと決める
5.降ろしたメッセージを実行してみる


【リーディング】やり方と学び方
リーディングにはいくつもの種類がありますが、ここではオーラリーディングのやり方と学び方をご紹介します。
オーラリーディングは、とくに道具を必要としません。
初心者におすすめなのは、自分の手や指のオーラを見て練習するやり方です。
1.リラックスして集中する
2.白い壁など明るい背景に手をかざす
3.焦点をずらし、手の輪郭がぼんやりと見える状態にする
4.薄っすらと明るいモヤモヤが見えたら、色や質感、形を観察する
5.さらに視覚以外で、モヤモヤの外側にある心や魂のエネルギー層を感じる
6.思い浮かんだインスピレーションを、色の名前で言語化する
ぜひ下の記事も参考に、オーラリーディングやアカシックレコードのリーディングを楽しんでみてくださいね♪


プチ診断♪あなたにぴったりなのはチャネリング?リーディング?

ここまでチャネリングとリーディングの違いや特徴をお伝えしてきましたが、あなたはどちらが自分に合うと感じましたか?
次はチャネリングとリーディング、それぞれどういう人が向いているのかを紹介します。
「向いている人」に当てはまらなくてもチャネリングやリーディングはできるので、気楽に読んでみてくださいね。
【チャネリング】に向いている人
チャネリングに向いている人は、目に見えない世界や高次元の存在を信じ、受け止められる人です。
また、自分の意識をクリアにしておくことが大切になるため、自分に向き合う習慣がある人にもピッタリ。
たとえばヨガをしたり日記を書いたりする時間を定期的に作っているなら、チャネリングはしやすいでしょう。
感性が豊かで、自分の世界を持っている人にも相性が良い方法です。
- 高次元の存在を受け入れ、信じられる人
- 普段からゆったりと自分に向き合っている人
- うまくいっていないと感じるときでも、そんな自分を丸ごと受け止められる人
- ひとりでいる時間が好きな人
- 文章や絵など、自分を自由に表現する方法を持っている人
【リーディング】に向いている人
リーディングは、チャネリングよりも能動的に読み解いていく必要があります。
そのため、直感の鋭い人に向いています。
使う道具によってはある程度の知識が必要になるため、好奇心旺盛な人、学ぶのが好きな人にもオススメの方法です。
感じ取ったものを言葉に置き換えるのが苦にならない人にも向いています。
- 直感の鋭い人
- 知識欲や好奇心が旺盛な人
- 本を読んだり、文章を書いたりするのが好きな人
- 言語化能力に長けている人
また、たとえば同じカードを見ても、そのときの精神状態によって全く違う印象を受けることがあります。
自分の体調が悪いと、降りてくる直感もネガティブなものになりがち。
なるべく体調が万全で、いまやりたいと感じるタイミングで行うことが大切です。

【まとめ】チャネリングとリーディングの違いを知って使い分けよう
チャネリングとリーディングの違い、またそれぞれの特徴について見てきました。
どちらもメッセージを受け取ることですが、細かい部分を見ることで違いが分かったのではないでしょうか。
チャネリングもリーディングも、意識をクリアにして、心身の状態を整えておくことがまず土台となります。
そして自分の心の声に耳を澄ませ、どんな自分も受け止めていくことが大切。
チャネリングやリーディングを楽しみながら、あなたの人生に活かしていきましょう。
この記事を、あなたの人生をさらに良くするためのレシピとして使ってもらえたら嬉しいです♪
実際にやってみることで、チャネリングとリーディングの違いや自分に合う方法が、もっとはっきり分かるんじゃないかしら。
気になったら、ぜひチェックしてみてちょうだい。

永川智美(ながかわ・ともみ)
1987年大阪生まれ。
愛称は「ともみん」。
霊能力ゼロの状態からスピリチュアルな能力を身につけた後天的開発型霊能者。
26歳でスピリチュアルカウンセラーとして独立し、オーラやアカシックレコードのリーディングとカウンセリングを複合的に用いたセッションを始めた。
その他にもスピリチュアルカウンセラー養成講座の講師、お祓い伝授の会の講師、パワーストーンセラピスト、イベント登壇など、活動は多岐にわたる。
多くの受講生さんを教えてきた経験から「感性を磨いていく中で、誰もがスピリチュアルな能力を身につけて幸せに生きられる」という想いを持っている。
スピリチュアルな経験やリーディングの仕組みを体系立て、Sensing of Life協会の「見える」が分かるスピリーディング講座を開発した。