あなたにとって「ギリシャ神」はどんな存在ですか?
この記事では、壮大な神話の世界に登場する「ギリシャ神話の神々」について、それぞれの系譜や役割、エピソードを交えながら紹介していきます。
「ギリシャ神を知る」ことは、「自分を知る」ための第一歩になるかもしれません。
個性豊かで人間味あふれる神々に親しむことで、あなた自身の感性を磨き、内なる世界とのつながりを感じていきましょう。
この記事が、あなたの人生をより楽しむためのひとつのレシピとなれば嬉しいです♪
それぞれの個性も豊かだから、調べていくと面白いと思うよ♪
きみのツボにハマるギリシャ神話の神様を一緒に探してみよ~♪
ギリシャ神話の神々は、それぞれ「自然」や「戦い」、「愛」や「美」などを司る存在です。
この記事ではオリンポス山の頂上に住むとされるオリンポス12神を中心に、ギリシャ神話に登場する神々の名前や役割、関係性を紹介していきます。
ギリシャ神話とは?神々が生まれた壮大な物語のはじまり

ギリシャ神話とは、紀元前に古代ギリシャで生まれた神々や英雄の物語です。
こうした神々がどのように生まれ、どんな生き方をしていたのかが、壮大なスケールで描かれています。
人々が文字を使い始める前は、各地を歩いて周る吟遊詩人の唄によって広められていました。
こうして語り継がれた数多くの唄から生まれたのが、『イリアス』や『オデュッセイア』、『神統記』といった今に伝わるギリシャ神話の原典です。
登場する神様たちの個性とかエピソードが強烈だから、語り継ぎたくなるのは分かるな〜。
ギリシャ神話とローマ神話の違いとは
ギリシャ神話と同様に有名なのが、ローマ神話です。
この2つの神話の違いを見てみましょう。
古代ローマは古代ギリシャより少し遅れて繁栄し、ギリシャ神話の物語を取り入れながら、ローマ神話を発展させていきました。
それによりローマ古来の12柱の神々は、ギリシャ神話のオリンポス12神と対応する形になっています。
「愛と美を司る女神」は「アフロディーテ」と「ヴィーナス」だね。
また同じ役割を持っていても、ギリシャ神話とローマ神話で性質が異なる場合があります。
たとえば「争いを司る神」は、ギリシャ神話の場合「アレス」という破滅的な荒々しい神とされていますが、ローマ神話では「マルス」という秩序を大切にする軍神として崇められる存在です。
こうした違いには、ローマ神話が社会の秩序や国家の繁栄を象徴する物語として、政治的に整えられていったという背景があります。
神々が支配する3つの世界|天界・地上・冥界
ギリシャ神話の世界がどのように構成されているか見ていきましょう。
ギリシャ神話の世界は、大まかに見ると「天界(オリンポス)」、「地上と海」、「冥界」の3つに分かれています。
主に天界は神々、地上は人間や動物、冥界は亡者が住む場所です。
ギリシア神話における世界のはじまりは、カオスという混沌とした空間でした。
このカオスから最初に生まれたのが大地の象徴である女神ガイアです。
それについては、こっちをチェックしよう〜。
その後、ガイアの子どもであるレアとクロノスから生まれた兄弟のうちの3柱が、以下の領域を支配するようになりました。
・天界(オリンポス):ゼウス
・海:ポセイドン
・冥界:ハデス
で、神々の住む天界を引き当てたゼウスが最高神になったんだよ~。
ティタン神族とオリンポスの神々の対立|クロノスからゼウスへ
のちに最高神となるゼウスの両親は、レアとクロノスという姉弟です。
この姉弟を含む12神は、ティタン神(巨神)族と呼ばれる巨大な神々で、大地の神・ガイアと天の神ウラノスの間に生まれました。
ガイアとウラノスの間には、他にも一つ目の巨人であるキュクロプスや、50の頭と100の腕を持つヘカトンケイルが誕生します。
ですが父親であるウラノスは、このキュクロプスとヘカトンケイルの醜さを憎み、地底に落としてしまいました。
それに怒った母ガイアの呼びかけに応えて、末っ子のクロノスが父ウラノスを倒し、天界の最高権力者になったのです。
あとは自分だけで子どもを誕生させたり、流れ出た血から新しい神様や精霊が生まれたり…この辺りは日本の神様とも似ているわね。
クロノスとレアの間にも子どもが生まれますが、クロノスは「自分も父ウラノスと同じように子どもに倒されてしまうのでは」と怯え、子どもが生まれるたびに呑み込んでしまいました。
困った妻レアは、母ガイアのアドバイスを受け、末っ子のゼウスをクロノスから隠します。
こうして無事に成長したゼウスによって、クロノスに呑み込まれた子どもたちは助け出されました。
戦いは10年続き、ゼウスたちの勝利で終わりました。
その後、ゼウスは倒したティタン神族を地底に閉じ込めたことでガイアの怒りを買ってしまいます。
ガイアは新たな巨人たちを生みだしてオリンポスの神々を襲わせますが、ゼウスたちは人間と協力してこの巨人たちを倒し、ついにゼウスが天界の最高神として君臨することになったのでした。
ここからは個性豊かなギリシャ神話の神様をそれぞれ紹介していくよ~。
ギリシャ神話の神様 一覧と名前【神族・女神・英雄・精霊】

ギリシャ神話には、有名なオリンポスの12神をはじめとして多くの神様や英雄、精霊が登場します。
その中の代表的な神々を、ジャンル別に見ていきましょう。
ギリシャ神話に登場する主要な神々【ゼウス・ポセイドン・ハデスなど】
- ゼウス
オリンポス12神の1柱で、天界および全世界の最高権力者。
宇宙や気象を支配する天空神でもあり、超強力な雷を武器としている。
全知全能の最高神でありながら女性に目がなく、複数の神や人との間に子どもをもうけた。 - ポセイドン
オリンポス12神の1柱で、海の支配者。
ゼウスの次に強い力を持っており、嵐や洪水、地震を引き起こすことができる。
ゼウスと同じく女性好きで、愛人との子どもの中には有名なメデューサやオリオンがいる。 - ハデス
亡者が住む冥界の支配者。
地下にある冥界から出てこないため、天界に住むオリンポス12神には数えられない。
弟であるゼウスやポセイドンの次に強い力を持っているが、2柱とは違い女性に奥手な愛妻家。 - アレス
オリンポス12神の1柱で、破滅的な戦いを司る神。
好戦的な性格が原因で多くの神や人々から疎まれており、神話の中にもあまり良いエピソードがない。
ただローマ神話における秩序を重視する戦いの神・マルスと同一視されるようになると、人々からの人気がアップした。 - ヘルメス
オリンポス12神の1柱で、商業や科学、弁舌などの神であり、商人や旅人、盗賊の守護もしている。
ゼウスの使いとして全世界を行き来し、神の言葉を伝えたり使者を冥界に連れていったりしていた。
数やアルファベット、火おこしの方法などを発明し、人類に恩恵を与えたとされている。 - ヘパイストス
オリンポス12神の1柱で、火と鍛冶を司る神。
容姿が優れなかったため産みの母であるヘラに捨てられ、海の女神たちに育てられた。
妻のアフロディーテとアレスの浮気現場を取り押さえたというエピソードがある。 - ディオニュソス
酒と豊穣、狂気を司る神。
女神ヘスティアに代わり、オリンポス12神の1柱として数えられることもある。
誕生からオリンポスの神々に仲間入りするまでのエピソードが、なかなか狂気的。
正直「人間くさい」とか「個性豊か」なんて言葉じゃ形容しきれない強烈キャラクターばっかりだわ。
知っておきたい女神たち【アテナ・アフロディーテ、アルテミスなど】
- アテナ
オリンポス12神の1柱で、理知的な戦いを司る正義感の強い女神。
同じ戦いの神だが、衝動のままに争いを起こすアレスとは馬が合わない。
母を呑み込んだ父ゼウスの頭から、甲冑を着た武装姿で誕生した。 - アフロディーテ
オリンポス12神の1柱で、愛と美を司る女神。
神の中でもトップレベルの美女かつ恋に落ちやすく、アポロンを除くオリンポスの男神全員と恋愛関係になった。
「恋のキューピッド」として有名なエロスを息子に持つ。 - アルテミス
オリンポス12神の1柱で、狩猟と純潔を司る男嫌いな女神。
特技は弓矢を使った狩りで、趣味は水浴び。
唯一オリオンという英雄に恋をしたものの、自分の射った矢で誤って死なせてしまった。 - デメテル
オリンポス12神の1柱で、地上に実りをもたらす女神。
ハデスの妻になったペルセポネの母でもある。
愛する娘が強引に冥界へ連れ去られたときは、ショックと怒りで実りを与えるのをやめたため、人類が滅亡しそうになった。 - ヘラ
オリンポス12神の1柱で、女神の中の最高神。
ゼウスの正妻で結婚や出産、貞淑を司る。
嫉妬心と執着心が強く、ゼウスの愛人や子どもたちに制裁を加えていた。 - ヘスティア
かまどに宿る女神。
かまどは生活に欠かせないものだったので、人々から篤く信仰されていた。
オリンポス12神の1柱だったが、ディオニュソスを哀れんで席を譲ったという説もある。
私の推し神様は今のところ、一番優しそうなヘスティア様かしら。
神ではないけれど重要な英雄・精霊たち【ヘラクレス、ペルセウス、ニンフなど】
神様が不死なのに対し、英雄は命に限りがある、という違いがあります。
- ヘラクレス
ゼウスと愛人の間に生まれたため、嫉妬した正妻ヘラによりひどい目にあわされた。
その後、いくつもの武勇伝を作ったものの、悲惨ともいえる最期を遂げる。
死後は天界に引き上げられ、ヘラとも和解することができ、幸せに暮らした。 - ペルセウス
ダナエーという人間の娘のもとに黄金の雨に姿を変えたゼウスが忍び込んだ結果、誕生した半神。
成長してからは神々の助けを得て、メデューサ退治などを成し遂げる。
海の怪獣を倒した後は、救い出した王女・アンドロメダと結ばれた。 - オリオン
ポセイドンと愛人の間に生まれたとされる逞しい美青年。
けれど女性好きで乱暴な一面が災いし、一度は盲目にされてしまう。
目が治ってからも懲りずに恋愛を繰り返し、最期は恋人であった女神アルテミスの射った矢で命を失った。 - ニンフ
若くて美しい女性の姿をしている精霊たちのこと。
不死ではないものの、かなり長い寿命を持っている。
人々に恩恵を与える反面、魔力で惑わせたり、恋に落ちた青年をさらったりするなど、恐ろしい一面もある。
次は「属性別」にギリシャの神様たちを見ていこ~♪
属性別で探してみよう!ギリシャ神話の神様図鑑

ギリシャ神話の神様は、それぞれの役割や特徴を持っています。
ここからはその役割や特徴を「自然を司る」、「愛と美・知恵・芸術に関わる」、「戦い・死・運命を司る」という3つの属性に分けて見ていきましょう。
自然を司る神々【アポロン、ポセイドン、ガイアなど】
- アポロン
光明の神であり、ローマ神話のヘリオス神と同一視されてからは太陽の神にもなった。
他にも芸能や芸術、弓矢、医療の神など多くの役割があり、ゼウスの次に多くの信仰を集めている。 - ポセイドン
海洋と地震、さらに地下水と泉を司る神。
また海を神格化した存在である、ポントスという原初の神もいる。 - ガイア
カオスから最初に生まれた、母なる大地の神。
天(ウラノス)や海(ポントス)、山々、ティタン一族などを生み出した。 - ウラノス
天を神格化した神で、全宇宙を統べる最初の神々の王。
また天の中でも「星を散りばめた暗い宇宙」の神だとされていた。 - ニュクスとヘメレ
ニュクスは夜、その子どもであるヘメレは昼を司る神。
同じ館に住んでいるものの、交互に世界を巡っているため、会えるのは昼夜の境の短いタイミングだけ。 - エレボスとアイテル
エレボスは地下世界と暗黒、アイテルは天上の輝かしい空気を神格化した神。
親子であり、闇と光という表裏一体の存在。
愛と美・知恵・芸術に関わる女神たち【アフロディーテ・アテナ・ミューズなど】
- アフロディーテ
愛と美を司る女神。
女神一ともされる美しさから画家たちに豊かなインスピレーションを与え、数多くの名画が残された。 - ヘラ
結婚や出産を司る女神。
ゼウスの正妻として彼の浮気を許さず、多くの愛人やその子どもに制裁を加えた。 - アテナ
知恵と戦の女神であるのと同時に、学芸や工芸、織物なども司る。
街を守ってくれる女神として、多くの都市で篤く信仰されてきた。 - ミューズ
ムーサとも呼ばれる芸術の女神。
何柱かいる女神の総称で、9柱の姉妹だという説もある。
戦い・死・運命を司る神々【アレス・タナトス・モイライなど】
- アレス
破滅的な戦いを司る神。
荒々しい神として人々から恐れられていたが、ローマ神話の秩序を大切にする軍神・マルス神と同一視されるようになると人気者に。 - ハデス
亡者が住む冥界を司る神。
「死者の国の王」というイメージで人々から恐れられていたものの、実は穏やかな性格だったとされている。 - タナトス
死を神格化した神。
何を捧げられようとすべての者に容赦なく死の運命を与えたため、人々から信仰されることはなかった。 - モイライ
運命(寿命)を司る3姉妹の女神。
延命を望まれた場合は、別の者を身代わりにするという条件で受け入れることもあった。
神様たちって親族同士で結婚していたり、愛人との間にも子どもが生まれてたりして、関係性がややこしいと思わなかった?
次はギリシャの神様たちの家系図とか相関図を見て、関係性を整理していきましょ。
ギリシャで昔から飲まれてきた「マウンテンティー」を用意したよ♪
「天使の髪」って呼ばれる生地を使った、とっても甘いお菓子なんだ~♪
神々の関係性がひと目でわかる!ギリシャ神話の家系図・相関図

ギリシャ神話の登場人物は数多く、それぞれの関係性も複雑です。
神々がどのように関係しあっているのか、家系図と相関図を見ながら理解していきましょう。
神話の始まりのシンプルなところから、順を追って紐解いていきたいわ。
カオスから始まる神々の誕生

ギリシャ神話の世界は、カオスという混沌とも何もないとも言われる空間から始まりました。
このカオスから最初に生まれたのが、大地の神・ガイア。
続いて、奈落の神・タルタロス、愛の神・エロス、闇の神・エレボス、夜の神・ニュクスが誕生しました。
さらにガイアからは、天の神・ウラノス、海の神・ポントスなどが生まれます。
こうした原初の神々によって、天と地といった世界の構造や、愛や夜のような概念が形作られていったのです。
またガイアとウラノスからは、次世代の神々であるティタン神族が誕生しました。
でも話がややこしくなりすぎてしまうので、今回は割愛させてもらいますね…!
ティタン神族とその子孫たちの系譜

ガイアとウラノスの間に生まれたティタン神族は、12柱の巨大な神からなる一族です。
生まれた12柱のうち、末の息子のクロノスが母ガイアの要請に応え、最高権力者である父ウラノスを倒しました。
それに怒ったガイアがウラノスを倒したいと思ったんだよね〜。
こうして神々の王になったクロノスが姉のレアと結ばれたことで、ヘスティア、デメテル、ヘラ、ハデス、ポセイドン、ゼウスという6柱の神々が誕生します。
ですがクロノスは「自分が父ウラノスにしたように、子どもに王座を奪われる」と恐れたため、この子どもたちを次々と呑み込んでしまいました。
そして唯一無事だった末っ子のゼウスが兄と姉を救い出し、クロノスと対立することになります。
怪物とされているキュクロプスやヘカトンケイルも、ガイア様とウラノス様の子どもです。
オリンポス十二神の家族関係と愛憎劇

クロノス率いるティタン神族との戦いに勝利すると、ゼウスが神々の王になります。
ゼウスは姉のヘラと結婚し、破滅的な戦いの神・アレスなどの子どもが生まれました。
さらにゼウスは女神やニンフ、人間の女性という数々の愛人との間に、多くの子どもをもうけています。
たとえば知恵や戦いの女神・アテナ、狩猟や純潔の神・アルテミスと双子のアポロン、商業や伝令の神・ヘルメス、酒や狂気の神・ディオニュソスなども、ゼウスと愛人の子どもたちです。
愛人との間に生まれたこの5柱の子どもたち、ヘラとの子アレス、ゼウス自身と彼の兄姉である3柱(デメテル、ヘラ、ポセイドン)、さらにヘラが1柱で生んだヘパイストスと、ウロノスから生まれたアフロディーテが、オリンポス12神と呼ばれています。
ギリシャ神話の神様と星座|神話に隠された星の物語

ギリシャ神話の神々は、星座の成り立ちとも関係しています。
どのような星の物語がギリシャ神話に隠されているのか、それぞれ見ていきましょう。
星座になった英雄と神々の物語【オリオン、アンドロメダ など】
- オリオン座
オリオン座の成り立ちには2つの説があります。
1.女神の使者であるサソリに毒殺されたオリオンが、天にのぼって星座になった
2.恋人のアルテミスが誤って射殺してしまったオリオンを、ゼウスに頼んで星座にしてもらった - アンドロメダ座
エジプトの王女アンドロメダが生贄にされたときの姿が星座として伝わっています。
アンドロメダを星座として天にあげたのは、知恵と戦いの女神・アテナでした。 - おおぐま座とこぐま座
カリストという美しいニンフがゼウスにだまされ、彼との息子アルカスを生みます。
このことを知ったゼウスの正妻ヘラによって、カリストは熊に変えられてしまいました。
息子が母とは知らずその熊を仕留めようとしたとき、ゼウスが息子も熊に変え、2人を星座にしました。
自分の星座と関係する神様を探してみよう
- 牡羊(おひつじ)座
牡羊座のモデルになったのは、ゼウスの使いである「金毛の羊」。
生贄にされそうだった王の子どもを助けた功績で、星座になりました。 - 牡牛(おうし)座
牡牛座に関わるギリシャ神話には、2つの説があります。
1.エウロペという美しい娘に求愛したいゼウスが、正妻のヘラに見つからないよう牡牛に化けた
2.ゼウスが夢中になった美しい妖精のイオを、ヘラに見つからないよう牡牛の姿に変えた - 双子(ふたご)座
ゼウスと愛人レダの間に生まれた双子の兄弟がモデル。
ゼウスから与えられた不死の力を分け合うほど仲が良く、共に天にのぼって星座になりました。 - 蟹(かに)座
ゼウスと愛人の子である英雄ヘラクレスに踏み潰された「化け蟹」がモデル。
化け蟹にヘラクレスを襲わせようとしたヘラが、その最期を哀れに思って星座にしました。 - 獅子(しし)座
英雄ヘラクレスに倒された「人食いライオン」がモデル。
ヘラクレスのこん棒を折るほど善戦したこのライオンを称え、ヘラが星座にしました。 - 乙女(おとめ)座
モデルになったとされているのは、地上に実りをもたらす農業の女神・デメテル。
星座の形を見ると、片手に麦の穂を持つ翼の生えた女性になっています。 - 天秤(てんびん)座
ゼウスと愛人テミスから生まれた3姉妹の1柱であるアストライアの天秤がモデル。
正義を司る女神であり、争いを続ける人類に平和の大切さを伝えようとしました。 - 蠍(さそり)座
英雄オリオンのカカトを毒の尾で刺し、倒したサソリがモデル。
このサソリを遣わせた女神によって功績を称えられ、星座になりました。 - 射手(いて)座
クロノスの子で半人半獣のケンタウルス族・ケイロンがモデル。
不死の身で毒に苦しみ、ゼウスに死を与えてもらった後、数々の功績を称えられて星座になりました。 - 山羊(やぎ)座
牧神パーンが変身に失敗した姿がモデル、という説が有名です。
神々の宴に怪物テュポーンが現れたとき、パーンは上半身が山羊、下半身が魚の姿で逃げ、それを面白がったゼウスによって星座にされました。 - 水瓶(みずがめ)座
ゼウスに見初められて天界に連れ去られた、ガニメデスという美しい王子がモデル。
「地上に残してきた父母に自分の姿を見せたい」と頼まれて、ゼウスが彼の姿を星座にしました。 - 魚(うお)座
美の女神・アフロディーテと、その子どもエロスがモデル。
怪物テュポーンから魚に姿を変えて逃げるとき、はぐれないようにお互いをリボンでつないだ姿が、親子愛の象徴として星座になりました。
星座の成り立ちにも影響を与えまくっているなんて、さすが神々の王様ね。
(あと改めて、愛人が多いわね…)
現代に生きるギリシャの神々|今なお愛される理由とは

ギリシャ神話の神々は、紀元前から現代に至るまで多くの人々に愛されています。
ギリシャから遠く離れた日本に住んでいても、神様や英雄の名前を耳にすることがあるでしょう。
今も愛されている理由を深掘りしてみましょ。
神々の人間味ある性格が共感を呼ぶ
「神様」と聞いて、人知の及ばない完璧な存在をイメージする人もいるでしょう。
ですがギリシャ神話に登場する神々は、強大な力や美しさを持っていながらも、性格に難があったり感情に流されたりして問題を引き起こすような、人間らしい一面があります。
たとえば全知全能の神であるゼウスは浮気性で、正妻のヘラはとても嫉妬深い存在。
この2柱の性格が原因で多くの愛人やその子どもがひどい目にあうなど、いわゆる「昼ドラ」的なエピソードが数多く残されています。
また最も美しい女神とされるアフロディーテが、美しい人間の娘を妬み、数々の意地悪をしたというエピソードも。
こうした完璧ではない姿が多くの人の共感を得て、長く愛される存在になったのではないでしょうか。
あとつっこみどころが多いとんでもエピソードとかもいっぱいあるし~。
『推し神様』はもちろん、『推しエピソード』を探すのも面白いと思いますよ♪
映画・アニメ・ゲームで描かれる神々
長く愛され続けているギリシャ神話は、現代のエンターテインメント作品にも影響を与えています。
ここでは、ギリシャ神話の神々がモデルとして登場する作品をいくつか紹介します。
- 映画『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』
ポセイドンと人間の間に生まれた少年が主人公。
仲間と共に、ハデスにさらわれた母親を救ったり、ゼウスの稲妻を盗んだという疑いを晴らしたりする。
メデューサやケイロン、ペルセポネなども登場する。 - アニメ『聖闘士星矢』
物語の舞台は現代ギリシャ。
女神アテナに仕える少年たちが星座のパワーを使って戦いを繰り広げる。
戦いの相手として、ポセイドンやハデスも登場する。 - ゲーム『イモータルズ フィニクス ライジング』
舞台はギリシャ神話の世界。
プレイヤーはギリシャの神々を呪いから救うため、メデューサなどのモンスターと戦う。
アポロンの矢など、神々の武器を使うこともできる。
【まとめ】あなたの推し神様は誰?ギリシャ神話の世界をもっと楽しもう
知れば知るほど魅力的なギリシャ神話の世界を楽しんでもらえていたら、私も嬉しいです。
ちなみにぼくはヘルメスが一番気が合うんだ~。
この記事ではギリシャ神話に登場する神様や英雄について、家系図や相関図も使いながら網羅的に紹介しました。
ですがここでは紹介しきれなかった神々やエピソードもたくさんあります。
今後それぞれの神様について深掘りする記事なども作っていく予定なので、ぜひお楽しみに。
奥深いギリシャ神話の世界を紐解きながら、「私はどんな神様に惹かれる?」、「どういうエピソードを苦手だと感じる?」といったように自分の内側に問いかけてみるのもおすすめです。
感性が磨かれて、より自分らしく幸せな人生を送るきっかけになりますよ。
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この記事の監修者は…♪
永川智美(ながかわ・ともみ)
1987年大阪生まれ。愛称は「ともみん」。霊能力ゼロの状態からスピリチュアルな能力を身につけた後天的開発型霊能者。
大手証券会社での営業を経て、2013年にスピリチュアルカウンセラーとして独立。約1200人にセッションを行ってきた。その他にもスピリチュアルカウンセラー養成講座の講師、お祓い伝授の会の講師、パワーストーンセラピストなど、活動は多岐にわたる。
スピリチュアルの仕組みを体系立て、Sensing of Life協会の「見える」が分かるスピリーディング講座を開発。2024年の開講から現在まで1万人を超える方が受講している。多くの受講生さんを教えてきた経験から「感性を磨いていく中で、誰もがスピリチュアルな能力を身につけて幸せに生きられる」という想いを持っている。
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