この記事では、Sensing of Life協会の無料講座で講師をつとめる「永川智美(ながかわともみ)」さんにインタビューしたときの話をお届けしますね。
その方法を多くの生徒さんに伝えてきた結果、
「意識して感性を磨くことで、誰でも見えない世界と仲良くなれる」ということが分かったそうです。
いわゆるスピリチュアルな世界に飛び込んだきっかけや、感性を磨く中で手に入ったもの、そして『Sensing of Life』で伝えたい想いなどをお聞きしました。
永川智美(ながかわ・ともみ)
1987年大阪生まれ。
愛称は「ともみん」。
霊能力ゼロの状態からスピリチュアルな能力を身につけた後天的開発型霊能者。
26歳でスピリチュアルカウンセラーとして独立し、オーラやアカシックレコードのリーディングとカウンセリングを複合的に用いたセッションを始めた。
その他にもスピリチュアルカウンセラー養成講座の講師、お祓い伝授の会の講師、パワーストーンセラピスト、イベント登壇など、活動は多岐にわたる。
多くの受講生さんを教えてきた経験から「感性を磨いていく中で、誰もがスピリチュアルな能力を身につけて幸せに生きられる」という想いを持っている。
スピリチュアルな経験やリーディングの仕組みを体系立て、Sensing of Life協会の「見える」が分かるスピリーディング講座を開発した。
「見えない世界」との出会い
見えない世界というか、いわゆるスピリチュアルな世界に触れたのは、小学校5年生ぐらいのときです。
ローティーン向けの星座占いの本とか、魔女っ子入門みたいな本をたくさん読んだり、少女漫画雑誌の付録だったタロットカードで遊んだりしていました。
その後も心のことにはずっと興味があって、大学受験でも心理学部を目指していたんですよ。
ただセンター試験で大失敗してしまって、希望の学部に入れなかったんです。
なので本格的にスピリチュアルな世界に足を踏み入れたのが、社会人になって2年目のことでした。
私は受験での失敗を巻き返すように就職活動をがむしゃらに頑張って、大手証券会社へ入社していたんですね。
しかも総合職だったので、女性7人に対して男性250人くらいの男性社会の中で、バリバリ働いていました。
とても大変な仕事ではあったんですけど、1年目は飛び込み営業をとにかくやって、何とか話を聞いてもらってノルマをこなして…と頑張った甲斐があり、結構うまくいったんです。
2年目の4月には同期の中でもトップクラスの売り上げ成績を出すことが出来ました。
ただ成績は毎月ごとに出るもので、5月になってガクンと成績が落ち込んでしまったんですよ。
それで「こんなに頑張って成績を積み上げてきたのに、新しい月が始まったら、また0から積み上げていかなければいけないのか…」って、ものすごく辛くなってしまったんですね。
人生の中で「これだけ頑張ったら、これだけのリターンがくるだろう」って体感してきた理論が、まったく通用しない感じでした。
ちょうど恋愛面でも悩んでいたので、仕事も恋愛も報われない状況で…もうどうしたらいいか分からなかったんです。
しかもその恋愛が…既婚の男性を好きになってしまったんですね。私がただ一方的に憧れていただけで、不倫はしていないのですが。
こちらの片思いとはいえ、相手が既婚者だと人に相談するのも難しくて、「既婚者の人を好きになってしまった。どうしたらいいんですか?」ってインターネットで検索しました。
そのときに辿りついたのが、後に私にスピリチュアルなことを教えてくれる先生のブログだったんです。
だから仕事でも恋愛でもしんどかったのが、本格的にスピリチュアルな世界に足を踏み入れるきっかけでしたね。
個人セッションでの感動体験
それで「自分ではどうにもならない悩みを解決するには、もう前世とか見てもらうしかない」って、そのブログの先生がやっている個人セッションに申し込みました。
内容は私がSensing of Life協会の講座でお伝えするものと一緒で、オーラリーディングをして前世リーディングをして、ガイドさんのセッションをするっていうものです。
その3つのセットを1回のセッションでしてもらったときに、ものすごく感動したんですよね。
まずオーラを見てもらった段階で、
「緑のオーラがあります。あなたは本当に心が優しくて、ずっと人のことを考えているんですね」
というようなことを言ってもらって。
貰ったのはすごくシンプルな言葉だったんですけど、心がいっぱいいっぱいになっていたこともあって、涙がぽろっと出てきたんです。
その頃の私は仕事のことで必死だったし、優しさなんて他人にも自分自身にも少しも感じさせない雰囲気だったんですよ。
だから自分が大事にしていることすら忘れていた、心の奥にある大事なものを教えてもらえた気がして、ガチガチだった心がほぐれていったんだと思います。
そのあとの前世の話にもガイドさんの言葉にも、すごく感動して。
「これぐらい感動できるものを、私も人に提供できたらいいのに」って思ったんです。
セッションをしてくれた先生は、スピリチュアルカウンセラーになるためのスクールもやっていたんですね。
それもあって初回のセッションを受けた1年後には先生のスクールに入っていたし、「もう私はこっちの道に行くんだ!」って証券会社を辞めていました。
そこから智美さんがスピリチュアルな学びを深める中でどのような変化があったのか、詳しく聞かせてください。
「見えない世界」とのつながり方
すべてはネガティブな感情から始まった
私は子どもの頃から、「嫌だ」とか「怖い」っていう自分のネガティブな気持ちに蓋をして生きてきたんです。
そんな中、スピリチュアルのセッションで
「自分の好きとか嫌いをちゃんと取り戻していきましょうね」
って言われて…。
「自分の好きとか嫌いって何だろう」
「自分ってどんな人なんだろう」
と考え始めたら、ずっと抑え込んでいたネガティブな気持ちが、最初にうわーって出てきたんですよ。
その頃はまだ会社を辞める前で、自分の仕事とか生活すべてに嫌なことが溢れかえっていたということに気がついて、きつかったですね。
それからスピリチュアルな学びを深めていく中で、
「自分の好きなこと」
「幸せ」や「心地良さ」
といった他の感覚もどんどん感じられるようになったんです。
いろいろな感覚を感じるには自分の感性を磨いていくことが大事なんですけど、感性を磨いていくうちにオーラとか、目では直接見えないものも感じ取れるようになっていきました。
「見えない世界」のとらえ方は人それぞれ
たとえばオーラのとらえ方は人それぞれですが、私の場合は肉眼で見るというより、人の持っているもともとの魂のエネルギーを感じ取って、それを色で表しています。
ただ、人って誰でも様々な面を持っているじゃないですか。
「この人はこの色」っていう正解の1色があるわけじゃなくて、時と場合、そしてオーラを見る人によって感じる色が変わってきます。
だから同じ人を何人かでリーディングしても、それぞれが違う色をとらえていたりするんですよね。
どの色も間違いではなくて、違う色が集まって多面的に見られることで、よりいっそう本質的な魂のエネルギーを感じられるので面白いです。
もう1つ面白いのが、私が「コーリング」と呼んでいるものですね。
たとえばセッションで説明すると、カウンセラーがクライアントさんを見て感じるオーラは、「この色の話をしてくれ」って色から「呼ばれた」ものだと思っているんです。
その色を伝えることによって、クライアントさんはもちろん、カウンセラー側もすごくいい気づきをもらったり学びがあったりするから、Win-Winになるんですよ。
さっき初めてオーラを見てもらったときのことをお話ししましたよね。
そのときも先生が「緑」から呼ばれて、その「緑」を読んでもらったからこそ、私はすごく感動して人生が変わったんだと思うんです。
私のリーディングをしてくれた先生にとっても、そのコーリングされた色を読むことで、カウンセラーとしての人生がどんどん変わっていく部分もあっただろうし。
あとこれもお伝えしておきたいんですけど、
「自分の感じた色は合ってるんだろうか?」
ってオーラをとらえたときに悩んでしまうことも、慣れないうちはあると思います。
ただ私は、自分の感じたものを信じられるかどうかではなく
「今この色が見えているという現実がある」
というところに、すごく意味を感じているんですね。
「今この色が見えていて、その色を私が読み解いて、クライアントさんに色の意味を伝える」
という出来事そのものに、大きな意味があると考えているんです。
さっきもお伝えしたように、とらえた色そのものに正解や不正解はありません。
だからといって自分が感じた色を大したことないと思うのではなく、今見えたものを信じて誠実に向き合った上でクライアントさんに伝えることが大切なんだろうなって。
この話を深掘りしていくと本当に長くなってしまうので、また講座など別の機会でお話ししますね。
ただ実際にやってみたら、皆さんも体感として掴めたりするんじゃないかなと思います。
感性を磨いていくと環境がアカシック化する
アカシックリーディングについても、少しお話ししますね。
アカシックレコードって、聞いたことがありますか?
アカシックレコードっていうのは「過去・現在・未来を含めた宇宙すべての情報が詰まっている巨大図書館のような場所」と言われているんです。
前世をリーディングすることもできて、「私の人生に一番影響を与えている前世を教えてください」ってアカシックに問いかけたりもできます。
講座では私がアカシックレコードまで誘導して、そこにいる神様からメッセージをもらう、ってことをしています。
それで初心者の方でも、結構メッセージを受け取ったりできますね。
そして感性を磨いたり自分の心をクリアにしていく中で、アカシックレコードとの繋がりも強くなっていきます。
慣れれば、その辺の空間からひょいっとアカシックレコードの情報を取り出したりできるんですよ。
わざわざアカシックレコードまで行かなくても、日常の中で必要としている答えが出てきたりもします。環境がアカシック化するというか。
たとえばこれからやりたい仕事についての、ものすごく的確なアドバイスが周りの人から貰えたりして、物事がスムーズに流れていくようになるんです。
自分の言葉にすることで感性は磨かれる
オーラにしてもアカシックレコードにしても、リーディングでとらえた感覚を言葉にするのは慣れるまで難しいと感じる人もいます。
特にスピリチュアルに興味がある人って、感じる力は発達しているけど、それを言語化するのが苦手だって言う人も多いんですよ。
でも自分の感じたことを繰り返し言語化することで、自分とつながりやすくなって、感性も磨かれていきます。
なんとなく感じているものを言葉にして外に出すというのは、潜在意識を顕在意識化する一番手っ取り早い方法なので、ぜひやってみてほしいですね。
詳しくは無料講座でお伝えしますが、潜在意識を顕在化することで意識が広がっていって、キャッチできる情報の範囲や人とのつながりが増えていくんです。
笑顔がキラキラと輝いて見え、親しみやすい雰囲気なのに「神聖な」と言いたくなるような美しさを感じます。
感性を磨くことで外見や表情などにも変化が現れるなら、智美さんの講座は美容にもうれしい効果があるのかもしれません。気になります。
他にも感性を磨くことによる現実的なメリットはあるのか、後編ではそのあたりのことも深掘りして聞いてみましょう♪