あなたにとって「仏様」はどんな存在ですか?
この記事では、仏法の世界を守護する弥勒菩薩(みろくぼさつ)について解説していきます。
あなたをずっと見守り導いてくれている仏様がカンタンにわかる、守護仏診断もありますよ♪
「仏様を知る」ことや「仏様を身近に感じる」ことは、「自分を知る」ための第一歩となるかもしれません。
この記事が、あなたの人生をより楽しむためのひとつのレシピとなれば嬉しいです♪
名前もよく聞くけれど、実際どんな仏様なのか、あまりわかっていないかもしれないわ。
どんな仏様なのか、ナーガに詳しく教えてもらっちゃおう♪
全ての不安や苦しみから救ってくれる偉大な仏である弥勒菩薩を我が説明してやろう。
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この記事では、遠い未来に仏様となることが約束されている弥勒菩薩について解説していきます。
弥勒菩薩というと、1人で物思いに耽るかのような柔らかい姿が印象的な弥勒菩薩半跏思惟像が有名です。
見ているだけでも心がすっと落ち着いてくるお姿ですが、何を考えていらっしゃるのでしょうか。
知れば知るほど奥が深い弥勒菩薩について、一緒に探求していきましょう。
弥勒菩薩とはスピリチュアルとも関連深い!?人々を成長させる存在
弥勒菩薩は、釈迦が亡くなってから56億7千年後に仏(如来)となって現れるとされています。
菩薩とは「まだ悟っていない修行中の人」を指し、完全に悟りを開いた仏を如来といいます。
つまり、弥勒菩薩は56億7千年間にわたって修行を積むことで悟りを開き、仏となる予定なのです。
そもそも、釈迦が亡くなったことで、仏がいない状態になってしまいました。
このことにより、仏の教えが廃れてしまわないように人々が願った結果、弥勒菩薩という存在が生まれたという考え方もあります。
修行を重ねることで仏になった弥勒如来の教えを受けることで、人々の精神性が向上し、争いや苦しみのない平和で満たされた世界を築けるようになるのです。
見えないところで弥勒菩薩様も修行をしてるんだと思うと、私たちも未来のために困難に向き合ってみようっていう気持ちが湧いてくるよね♪
順に知りたい人はこのまま読み進めながら弥勒菩薩様を掘り下げていこう♪
弥勒菩薩の役割|釈迦の教えで救われなかった人々を未来で救う救世主
弥勒菩薩は、釈迦の後に現れる未来仏とされ、さらに多くの人々を救うと約束しています。
役割として大きく2つあり、1つ目は救世主としての姿です。
現在は、神も仏も存在しないような救いのない世界に生きているように感じられても、必ず救世主が現れて救われる。
その救世主が悟りを開いた弥勒如来であるという考えです。
もう1つは、ともに修行を重ねる導き役としての役割です。
弥勒菩薩を信仰することで、死後に弥勒菩薩が修行している兜率天(とそつてん、天界の1つ)に往生することができると考えられています。
そして、兜率天で弥勒菩薩の教えを受けながら修行を重ねることで、弥勒菩薩が悟りを開く56億7千万年後に一緒に生まれ変われると信じられてきました。
釈迦が当初説いた教えは、「欲望から解放されれば救われる」というもので、現世の楽しみを奪われたように感じた人も多かったようです。
そのため、どんな人をも救おうとする弥勒菩薩の存在は、釈迦が救いきれなかった人たちにも届くとして多くの信仰を集めました。
弥勒菩薩が現れる場所|龍華樹の下で行われる三度の法会
弥勒菩薩が現れるのは、龍華樹(りゅうげじゅ)という大きな樹の下と言われていますが、特定の場所を表すものではありません。
どんな樹なのかしら?
高さ広さはそれぞれ40里、非常に美しい花を咲かせる。
百宝の花が開く様は、我ら龍が百宝を吐く様子にたとえられるぐらいだからな。
弥勒下生経というお経によると、56億7千万年の修行を終えた弥勒菩薩は、地上に降りて龍華樹のもとで3度の説法を行うそうです。
このことを、龍華三会(りゅうげさんね)と言います。
この龍華三会が行われると信じられている場所のひとつが、弘法大師(空海)が今なお永遠の瞑想を続けているとされる高野山奥之院です。
高野山では、56億7千万年の修行を終えた弥勒菩薩とともに弘法大師が現れると鎌倉時代から信じられており、それを間近で拝めるよう望んだ多くの人の石塔が、奥之院参道に群立しています。
弥勒菩薩の起源|仏になることを約束された釈迦の弟子
弥勒(みろく)という名前は、慈悲や慈しみを意味するサンスクリット語「マイトレーヤ」が由来です。
「観弥勒菩薩上生兜率天経」というお経によると、弥勒菩薩は実在した釈迦の弟子の1人です。
弥勒菩薩様が弟子の時代からお釈迦様は、「やがて弥勒は仏になる」と説かれていたんだよ♪
その時点から修行を積んだすごい人だったってことかしら?
ある日、弟子の1人が釈迦に、
「弥勒はやがて仏になるとお釈迦様は説かれていますが、まだ修行を積んでいる途中に感じます。弥勒は死んだらどうなるのでしょうか?」
と問いかけました。
すると釈迦は、
「弥勒は今から12年後に地上での命を終え、天界の1つである兜率天に往生する。そこで修行を重ね、人間界でいう56億7000万年後に仏として地上に再び姿を表すのだ」
と答えました。
そういえば、どうして56億7000万年後なのかしら?
兜率天での1日は地上の400年と同じ長さだと言われている。
それを、兜率天における弥勒の寿命である4000年繰り返した結果が56億7000万年なのだ。
弥勒菩薩の特徴やシンボルマーク(梵字)、持ち物などを紹介
① シンボルマーク(梵字):ユ
梵字(ぼんじ)とは、仏様を1文字で表す文字のことで古代インドで誕生しました。
弥勒菩薩を表す梵字は「ユ」です。
過去・現在だけでなく、これから先の未来永劫、必ず仏の救済があるという慈悲と愛を意味しています。
② 頭上の宝冠
菩薩が頭に戴く冠は、古代インドの王族が着用した宝石と貴金属で作られた荘厳な装飾品を表し、高貴さや智慧の象徴です。
密教では、五智如来の宝冠を戴く弥勒菩薩像もあります。
③ 物思いにふけるような手
弥勒菩薩は右手で頬杖をついて、考え事をしているような形で表現されます。
これを思惟手(しゆいしゅ)と言い、人差し指と中指を軽く頬に添える形です。
親指と薬指に決まりはなく、合わせることも合わせていないこともあります。
衆生をもれなく救うためにはどうすれば良いか深く考えている様子を表しています。
④ 足を組んで座る
半跏踏下(はんかふだ/はんかふみさげ)と呼ばれる、高さのある椅子に座るように足を下ろし、右足を左の膝の上に載せる足の組み方をしています。
思惟手と組み合わさって瞑想する様を表し、このポーズをしている像を半跏思惟像と言います。
⑤ 裳懸座(もかけざ)
弥勒菩薩の乗っている台座に、身に付けている衣(裳)の裾が波打つように掛かっている状態のことです。
これは、弥勒菩薩の慈悲が周囲に優しく広がり、人々を包み込む様子を表現しています。
⑥ 蓮華上の塔
宝塔を載せた蓮華の花を持っていたり、手の上に載せていたり、頭上に載せているお姿で表現されることが多くあります。
蓮華は悟りを、塔は宇宙の中心や教えの広がりを表すため、悟りを完全に成就し、未来に仏教を広めることを示しています。
⑦ 手に持った瓶(水瓶)
液体が入るような細長い入れ物を持っていることもあります。
中には、智慧や慈悲、未来への希望といった功徳のある水が入っています。
その水は、衆生を潤し、癒し、導くとされています。
生きとし生けるもの全部を包み込むために大きな慈悲と愛を持って、想像もできないくらい長い時間を兜率天で修行しているのね。
まずは弥勒菩薩の特徴を説明してきたが、このあとは他の神仏との関係性を教えてやろう。
【弥勒菩薩と他の神仏の関係】未来の救世主、如来の慈悲の化身
弥勒菩薩と観音菩薩の関係|衆生を救済する、未来担当と現世担当
弥勒菩薩も観音菩薩も、如来の慈悲の側面を具現化した存在であるとされています。
衆生とは、人間だけでなく動物も含めた命あるものすべて、現世だけでなく輪廻の中にある生きとし生ける心を持つものすべての存在のことを指します。
この衆生をもれなく救済するために、現在だけでなく時空全体にまでその範囲を広げて、それぞれの場所を担当している慈悲の化身たちがいます。
弥勒菩薩が未来の救済を約束しているのに対し、観音菩薩は現世の救済を担当しています。
観音菩薩はその姿が何通りもあるため、衆生を救うという同じ目的を持つ弥勒菩薩と同一視されるケースもあるようです。
例えば、中宮寺ご本尊である「如意輪観音像」は、もともとは弥勒菩薩として造像されたと考えられています。
どちらも半跏思惟ポーズで優しい微笑みを湛えているところが特徴です。
弥勒菩薩と不動明王の関係|人々を救うという同じ目的を持った対となる存在
そもそも明王とは、如来の化身として如来が教えを説くだけでは救いきれない者たちを怒りによって導くという役目を持っています。
慈悲深い弥勒菩薩と怒りの表情を浮かべる不動明王は、一見するとかなり違う印象を持ちますが、実は2つの世界から衆生を導く存在として、深い関係があるのです。
密教では、宇宙を表す大日如来を「慈悲の胎蔵界」と「智慧の金剛界」の2面で表現します。
弥勒菩薩は胎蔵界での大日如来を、不動明王は金剛界での大日如来を、それぞれ象徴しています。
胎蔵界を表す曼荼羅には、命全体を大きく包み込む様子が描かれています。
これは、すべての存在が仏性(ぶっしょう)、つまり仏になることができる性質を持つため、悟りを得ることが可能であり、必ず救われるということを表します。
その中で弥勒菩薩は、未来での救済を約束しています。
金剛界を表す曼荼羅には、悟りへ向かう道筋が、強力な螺旋状の引力のように描かれています。
これは、仏性が実はとても強く、不動明王の表す固い決意や怒りに似た覚悟を秘めていることを示し、全ての命はどこかにその影響を受けながら生きていることを表しています。
このように、不動明王は悟りの道に進むことを力強く後押しし、弥勒菩薩は深い慈悲と未来で必ず救われるという希望を私たちに示してくれているのです。
弥勒菩薩と阿弥陀如来の関係|兜率天と極楽浄土
阿弥陀如来は、西方にあるとされる極楽浄土、つまり何の苦しみもない極楽の場所にいます。
一方、弥勒菩薩が修行をしている兜率天は、衆生が輪廻転生6つの世界のうち最上位に位置する天界の1つです。
そこは、空を飛べる天人や天女が住まい、享楽のうちに生涯を過ごすことができる場所です。
どちらも死後に生まれ変わることができる理想郷として表現されていますが、兜率天は輪廻転生のサイクルの中にあり、極楽浄土は輪廻転生の外にあります。
つまり、阿弥陀如来による救いとは、「南無阿弥陀仏」と信じて唱えることで輪廻転生からも解放され極楽浄土に往生することです。
それに対し、弥勒菩薩による救いとは、兜率天で修行を重ねたのち、地上に再び現れ苦しみのない平和な世界を実現させることです。
弥勒菩薩と布袋尊の関係|同じご真言をもつ同一人物!?
七福神の1人として知られる布袋様。
丸く大きなお腹に、大きな袋、笑顔で人々を幸せにする円満・繁盛の神様として親しまれています。
布袋尊は、唐の時代の中国に実在した禅僧、契此(かいし)が由来とされています。
契此は、いつも大きな袋を持ち、どこにでも自由に歩き回っていた姿から「布袋」と呼ばれるようになったそうです。
誰に対しても分け隔てなく笑顔で接していた契此は、弥勒菩薩の未来仏としての存在や慈悲深い姿と同一視されるようになり、その化身として同じご真言を用いて信仰されるようになりました。
中国では、日本で言うところの布袋尊の姿が弥勒菩薩(マイトレーヤ)として信仰され、朝鮮半島に伝わった際に半跏思惟のポーズとなり、それが日本に伝わってきたそうです。
詳細は下からチェックしてみてくださいね。
弥勒菩薩のご利益や真言、祀られている有名なお寺を紹介
慈悲深く、全ての衆生を救済する方法を考え続けている弥勒菩薩。
そのご利益は、未来に希望を持ち、今をより善く生きようとする人々を救う衆生救済です。
弥勒菩薩を信仰することで、健康な心と身体を保つことができ、大きな災難なく、感謝しながら、健全に現世を生きることができるとされています。
さらに、過去の罪を軽減するというご利益もあるそうです。
弥勒信仰が盛んな高野山奥之院の表参道には、弥勒菩薩のいる兜率天に往生し、56億7千万年後にともに地上に現れることを願って、戦国武将のお墓も多く残されています。
弥勒菩薩のご利益
衆生救済、極楽往生、無病息災、減罪
弥勒菩薩の真言とは?|心を安らかにし、集中力が増す
真言というのは仏様の真実の言葉のことで、仏様ごとに異なります。
弥勒菩薩の真言は「オン マイタレイヤ ソワカ」です。
「マイタレイヤ」は、古代インドの言葉で弥勒を表す「マイトレーヤ」からきており、「弥勒菩薩の慈悲によって救われるという願いが叶いますように」という意味合いになります。
真言は音が大切なので、声に出す場合も心の中で唱える場合も、ゆっくりはっきり発音することがおすすめです。
未来に対して不安を感じたり、進むべき道に迷ったときに繰り返し唱えることで心が落ち着き、目の前の物事がスッキリして、やるべきことに集中できるようになるでしょう。
真言を唱えることで、弥勒菩薩の教えを信じていることを示し、弥勒菩薩とつながることをサポートしてくれます。
みんな自分の中に、悟りを開くための力を持っているということだね♪
おん まいたれいや そわか
弥勒菩薩を本尊とする寺|国宝像のある広隆寺・中宮寺も紹介
広隆寺(京都市右京区)
京都市右京区にある広隆寺は聖徳太子ゆかりの寺として知られ、日本最古の木造建築を有する寺院です。
所蔵する弥勒菩薩半跏思惟像は、その穏やかな表情と美しい姿で、多くの人に愛されており、国宝第1号としても知られています。
京都最古のお寺でもある広隆寺には、弥勒菩薩像以外にも、国宝・重要文化財が多く安置されている仏教美術の宝庫です。
有名な行事として、京都の三大奇祭に数えられる「太秦の牛祭」があります。
密教で祀られている摩多羅神が紙製の奇妙なお面をつけて牛にまたがり、鬼と共に境内を練り歩きます。
毎年10月10日の夜に開催されていますが、現在は休止中です。
11月には「聖徳太子御火焚祭」があります。
広隆寺のご本尊である秘仏聖徳太子像は秘仏ですが、毎年このお祭りの時にはご開帳されます。
中宮寺(奈良県生駒郡)
奈良県生駒郡にある中宮寺は、法隆寺東院に隣接している寺院です。
聖徳太子が母・穴穂部間人(あなほべのはしひと)皇后のために尼寺として建てました。
寺伝によるとご本尊は如意輪観音像として伝えられていますが、姿形は半跏思惟のポーズをとっており弥勒菩薩そのものです。
如意輪観音とされたのは平安期以降とのことなので、元々は弥勒菩薩半跏思惟像として造られたのではないかと考えられています。
優しく包み込む母のような微笑みを湛えたこの像は、モナリザ・スフィンクスと並び世界三大微笑像と評されています。
このご本尊を祀る本堂は、昭和48年に建てられた和風の現代建築で、旧歌舞伎座や成田山新勝寺本堂などを手掛けた建築家吉田五十八氏により設計されました。
それから半世紀余りが経ち修復が必要になったため、クラウドファンディングにより資金を集め令和3年に改修されたばかり。
法隆寺散策の際は中宮寺にも足を伸ばして、拝観されるのはいかがでしょうか。
園城寺〈三井寺〉(滋賀県大津市)
滋賀県大津市にある園城寺(おんじょうじ)は、天台寺門宗総本山の寺院で、一般には三井寺(みいでら)として知られています。
園城寺は、7世紀に大友皇子の息子が、父を弔うために創建したのが始まりです。
大友皇子は天智天皇の息子で、皇位継承を巡って天智天皇の弟である大海人皇子と争った結果、敗れました。
勝利した大海人皇子は天武天皇として即位し、大友皇子の息子が建てた寺に「園城」という額を送ったことで、園城寺と名付けられました。
その後、天智天皇・天武天皇・持統天皇が産湯として使った霊泉が湧き出る井戸が金堂の西にあることから「御井(みい)の寺」が転じて三井寺と呼ばれるようになったそうです。
ご本尊の弥勒菩薩は、金堂にお祀りされています。
寺伝によれば、身丈が三寸二分(約12cm強)ほどで、用明天皇の時代に百済から渡来し、天智天皇の念持仏として奉納されたものだそうです。
絶対の秘仏となっているため、見ることはできません。
他にも、国宝である黄不動像をはじめ、三井寺は秘仏が多いことでも知られています。
近江八景の一つで、素晴らしい音色で知られる「三井の晩鐘」は、滋賀県の指定有形文化財です。
「三井の晩鐘」も参拝時につけるので、ぜひその音色を聞いてみてくださいね。
日本二十六聖人記念館(長崎県長崎市)
寺院でもなくご本尊でもありませんが、興味深い弥勒菩薩像が長崎県長崎市にあります。
高さわずか14cmの小さな銅造弥勒菩薩半跏思惟像が展示されているのは日本二十六聖人記念館です。
長崎と言えば、隠れキリシタンが多いことでも知られています。
隠れキリシタンは迫害を逃れつつ信仰を継続するため、イエス・キリスト像の代わりに「救世主」という共通点を持つ弥勒菩薩像を拝んでいたそうです。
この像は、隠れキリシタンの家でキリストを象徴する像として代々守り伝えられてきたもので、昭和55年に寄贈されました。
製造や伝来の経緯は確かではないものの、この弥勒菩薩像は朝鮮半島の三国時代に造られたものと考えられています。
13世紀から16世紀にかけて倭寇が活躍していた時代に伝わってきた可能性が高いとされ、当時の文化や対海外関係を考えるにあたってとても意味深い貴重な仏像だそうです。
弥勒菩薩がついてる人の特徴|守られているのはどんな人?
ここからは、弥勒菩薩と縁が深く守護されている人の特徴について解説していきます。
- 優しく穏やかな雰囲気
優しい微笑みを湛えた弥勒菩薩と同じように、弥勒菩薩と縁が深い人は柔らかい雰囲気の持ち主です。
声のトーンや話し方も穏やかで、相手を威圧したり、トゲのある言葉は選びません。
それでも、相手を思って言うべきことはきちんと伝える強さを持ち合わせています。 - 繊細で、細かいことにも気づく
弥勒菩薩がついている人は、細やかな配慮が得意で良く気がつくタイプです。
一方で、気づいたのに何もできない自分に苛立ちを感じたり悲しくなってしまうこともあるでしょう。
しかし、そっと側にいてくれることで救われた人も多くいるはず。
弥勒菩薩が愛で包み込んで仏性を引き出すように、本人の力を信じてあたたかく見守ることも大きな助けになるのです。 - じっくり考えて行動する慎重派
弥勒菩薩が半跏思惟のポーズで衆生を救う方法をじっと考えているように、弥勒菩薩に守られている人も思慮深く検討を重ねることが得意です。
思いつきで行動はせず、相手の考えを押し測った上で自分の言動が周囲に与える影響について考えを巡らせます。
腰が重いと思われがちですが、いざ行動に起こすと粘り強く取り組むため周囲からの信頼も厚いでしょう。 - サポート役が得意で役に立つことが好き
深い慈しみの心をもつ弥勒菩薩のように、弥勒菩薩と強いつながりを持つ人は誰かの役に立つための努力を惜しみません。
自分が目立つのではなく、周囲の人を引き立てることが上手です。
人の幸せを自分のこと以上に喜ぶ様子が、全ての人を救う仏になるために修行を重ねる弥勒菩薩の姿と重なるのです。
あなたのことを見守り、そっとサポートしてくれている別の仏様がいますよ。
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【守護仏診断】あなたをずっと見守っている仏様は?
現世利益全般、極楽往生、開運、厄除け、苦難除去
三十三間堂(京都府京都市)、長谷寺(神奈川県鎌倉市)、清水寺(京都府京都市)、唐招提寺金堂(奈良県奈良市)
あなたは多くの人を笑顔にすることができます。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
滅罪招福、頭脳明晰、記憶力増進、技芸向上、厄除け、方位除け、開運
法輪寺(京都市西京区嵐山)、円蔵寺(圓藏寺)(福島県河沼郡)、金剛證寺(三重県伊勢市)、寳蓮寺(東京都江東区)
無限の可能性を信じ、人々を率いて理想を実現するのだ。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
優れた智恵によって人々を導く
安倍文殊院(奈良県桜井市)、智恩寺(京都府宮津市)、大聖寺(山形県高畠町)、 竹林寺(高知県高知市)
知恵と慈悲温和な心を大切に、正しい道を選択しなさい。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
女性守護、行者守護、息災延命、罪を減らし幸福を増やす
岩船寺(京都府木津川市)、普賢寺(三重県多気郡)、常覚寺(奈良県五條市)、普賢院(和歌山県伊都郡)
智慧と行動力で、世界に良き変化を起こしてゆけ。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
知恵明瞭、家内安全、除災招福、不老長寿、滅罪
竹林寺(高知県高知市)、璉珹寺(奈良県奈良市)、善光寺(長野県長野市)、二十三夜寺(埼玉県秩父郡)
思いを貫くそなたの強さは偉大である。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
悟りを得るための智恵を授ける、万物に慈悲を与える
円成寺(奈良県奈良市)、金剛寺(大阪府河内長野市)、讃岐国分寺(香川県高松市)、中尊寺大日堂(岩手県西磐井郡平泉町)
明るく優しい心で、皆を照らす人になりたまえ。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
悪魔退散、修行者守護、除災招福、家内安全、国家安泰、学業成就、商売繁盛
東寺(京都市南区)、成田山新勝寺(千葉県成田市)、中野不動尊(福島県福島市)、普光寺(大分県豊後大野市)
そなたの頼もしさと軽やかさはかけがえのないものだ。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
極楽浄土への往生、安心と安らぎ、悩み解消、智慧向上、道徳心向上
高徳院(神奈川県鎌倉市)、西本願寺、東本願寺(京都市下京区)、善光寺(長野県長野市)、永観堂(京都市左京区)
世界に勇気と調和を与える力を、あなたは持っています。
守護仏視点のアドバイスが詰まった
お手紙が届いています
【まとめ】弥勒菩薩は、全ての人を救う未来の仏様
先のことを考えて不安になることもあるけど、弥勒菩薩様がいてくれると思うときっと全部大丈夫だって気がするわ。
たとえ今はうまくいかなくても、長い目でみれば大丈夫だと思うと、いろいろなチャレンジもしやすくなるかもね。
もともと釈迦の弟子であった弥勒菩薩は、今は天界の1つである兜率天で修行を重ねています。
そして、56億7千万年という途方もない長期にわたって修行をすることで悟りを開き、仏として地上に現れるのでしたね。
どんなに遠い未来だったとしても、いつか必ず救われることが約束されているということは、今を生きる私たちにとっても非常に心強いことではないでしょうか。
もし、不安に襲われて前に進む勇気が持てないときは、たおやかな微笑みを湛えた慈悲深い弥勒菩薩のことをぜひ思い出してくださいね。
弥勒菩薩は、どんなあなたにも優しく寄り添ってくれるでしょう。
弥勒菩薩様だけでなく、他の神様や仏様からもメッセージを受けとれるようになりますよ♪